「頭の中にあるうちは、すべて傑作。」
3つ星にしているレビューのタイトルを見て視聴することにした。
自分も頭の中だけで妄想している人間だから、なんか心にささった。
星をつけるなら5個。
キャストについては文句なし。
特に良かったのは、菅田将暉と二階堂ふみ。
内容は、就活を軸にした人間模様って感じで面白かった。
考えたのは、「就活」と「頭の中にあるうちは、すべて傑作。」ということ。
就活していた自分を思い出した。
面接時、当時はどういう受け答えが正解なのか、何が安パイなのか、それしか考えてなかった。
自信が無かったから、そういうものにすがるしかなかった。
要するに、就活面接とは、「その時点で」自信がある人間を見定める、ということなのか。
そしてその時点で自信を持っている人間は、将来も有望ということなのか。
今の自分を見ると、悲しいかな、そういう企業の姿勢は正しかったと言わざる得ない。
そして「頭の中にあるうちは、すべて傑作。」という言葉。
「10点、20点のものを客に見せるなんて失礼。」
という言葉に対して
「10点でも20点でも見せるべき。見せなきゃ10点にも20点にもならない」
と、返すシーン。
ここが一番刺さった。
10点でも20点でも出すべきなんだよね…
自分は80点のものを頭の中だけで作って、うわーこれはいいアイデアだな、って言ってるだけの人間だから。
どうにかしなきゃいけない。
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