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評価:★★★☆☆

好き:★★★★☆

人物の心情描写:★★★★★


犬夜叉の漫画を無料期間中に読破した。

読破なんて大層に書くのは、かなり能動的な気持ちで読んだから。

「読みきる」という気持ちを強く持って読んだ。


これは二つの意味でそうで、

ひとつは、もちろん犬夜叉自体の評価につながるんだけど、

ふたつめの理由が、無料期間内に読み終えられるか、完結まで到達できるのか、という時間との勝負になってしまったために、暇なときに読む、という感じではなくて、

「犬夜叉を読み終わる」という気合を入れて読み進める必要があったため。


無料期間は「15日まで」という記載があるだけで、15日の何時までだろう、と思っていたらそのまま15日が終わるまで。16日0時までだった。

読み終わったのが16日の0時2分か3分。

最終話に到達したのが15日の23時58分くらい。

その話をロードできていればその場で強制終了とはならない仕様だろうと思っていたから最終話はゆっくり読んだ

最終話を読んでいる最中に日付をまたいだため、本当にギリギリで思わず笑ってしまった。


犬夜叉は550話くらいまであるんだけど、450話くらいからは正直少し急いで読み進めた感はある。

できることならもっと余裕をもって隅々までよく見てゆっくり感じたかった、と思わせられた。


〇犬夜叉の評価について

これが本当に惜しいな、と感じるのは、やっぱり「長すぎる」という点。

めちゃくちゃ好きだな、すてきだな、最高だなと思うような、輝くような展開、演出、描写はあるんだけど、そこに到達するまでの期間、間隔が長く、多いように感じた。

これが「能動的に」読むことになった理由のひとつ。

そして、「長すぎる」ことは人におすすめしにくい点だと思う。


〇まとめ

正直自分の中で、犬夜叉はずっと評価がイマイチで、高橋留美子はこういうの向かないんだな、と思っていたけど、かごめと桔梗、犬夜叉、ラスボスの関係の展開と心情描写は本当にお見事と思った。

こういうのが描ける(描こうという発想も含めて)のは女性ならでは、じゃないかなーと思った。

ラストからエピローグまでの展開も本当にお見事って感じで、これしかないって締め方で清々しく自分の中で終結できた。


好きなキャラは、かごめ。

本当に大した女だと思う。まさに聖母。現実味がある聖母だから凄い。

あとは、りんと殺生丸。

可愛さで言えばりんが一番。あの殺生丸がそばに置いても不思議じゃない純粋さが伝わってくる。だけど犬夜叉という作品はかごめの偉大さで成り立ってるから。

殺生丸はりんが出てきてキャラが一気に立った感じがする。

一昨日、家にヤモリが出た。(家は築40年)

壁に張り付いててかなりビビった。


なんとか段ボール箱に落として、外に持って行って放そうとしたけどなかなか段ボール箱から出てくれないから、そのまま玄関前に段ボール箱ごと置いてきた。


しばらくして寒くなってきて(次の日は雪が降った)大丈夫かな、と見に行ったらいなくなっていた。

季節外れの雪を耐えれたのかな、今は思う。


ヤモリと言えば、ちょっと悲しい思い出がある。

昔住んでいたアパートの隣の家の庭がうっそうと茂っているタイプで、自分は角部屋で、なにかの理由でそっち側の窓を開けたことがあったんだけど、開けるとその窓の下側のレールに、なんかピンク色のガムみたいな塊があることに気づいて、「なんだこれ?」って思って触ろうとしたら、ヤモリが潰れた状態だったんだよね。

たぶん外側の窓に張り付いていたんだけど、窓を開けたときに窓と窓の間に挟まれて、ぐちゃって押しつぶされてしまったんだと思う。


たぶんまだ生きていた気がするけど、もう明らかに助からないし、助けられないと思ったから2階だったんだけど、下に落とした。

下はコンクリで、落ちたときの「ちゃっ」っていう音をなんか覚えてる。


その後そこに住んだ8年間で二度とその窓は開けなかった。


話は戻って、壁に張り付いているヤモリは怖かったけど、段ボール箱にいるヤモリはかわいかった。

自分のコントロール下にあるかないかでこんなにも印象は変わるんだなとも思った。

今更ながらクリアした。

とっても面白かった。


評価:★★★★★

好き:★★★★★

万人おススメ:★★★★★


当然の満点です。


ウィッチャー3は自分にとって、とても思い入れの強い作品なんだけど、このDLC2「血塗られた美酒」は途中までやってストップしていた。

たぶん他のゲームにハマってとかだろうと思うけど、スプラが原因だろうな(笑)


ウィッチャー3、スプラトゥーン1ともに実は2015年5月発売なんだよね。

自分にとっては奇跡の月だね。


自分はウィッチャー3は発売前からチェックしていて、ゲームの発売日がこれほど待ち遠しいと思ったのはモンハンP2G以来じゃないかな、と、当時は思った記憶がある。

今でこそウィッチャー3は有名だけど、当時は自分の周りではだれも注目していなかった。

当時勤めていたゲーム会社にいた自分の人生で知る限り一番のコアゲーマーの人もウィッチャー2が微妙だったからスルーする、というくらいだった。

自分はかなり注目してる、と言うと「じゃあやってみようかな」と言って、プレイしていた。


でも、自分の中ではなにか確信に近いものがあった。

その確信はどこから来たのか、という根拠はふたつある。

①トレーラーからの情報

キャラ造形の質(デザイン、モデリング、モーション)が高い。女性が美人

グラフィック、画面の絵作りの質が高い。

②発売日の延期と発売後の16個の無料DLC



①当時トレーラーを見て、一目見て衝撃を受けたのを覚えてる。

とにかく「グラフィック」を構成するものの質が高くて、驚いた。

自分はそこに、それぞれの担当スタッフの熱意、高いモチベーションを感じた。

モチベーションがないとできないような、こだわったクオリティだと思ったから。


②これは、開発トップ、経営陣のスタンスがわかる。

経営側がゲーム開発に理解があり、拝金主義ではなく、ユーザーフレンドリーだと感じた。

実際に長い目で見ればその方が賢いとは思うけど、実行したことがすごい。


ゲームに限らず良い作品は、何よりもそれぞれの担当スタッフの「やってやる」という高いモチベーションが必要じゃないだろうか。でもそのモチベーションは、ゲームの場合はそもそもゲームがつまらなかったり、フェアな環境じゃなかったすると、途端に下がっていってしまう。

自分は、ウィッチャー3のトレーラーに開発のモチベーションを感じることができたから、面白いはずだ、と思って期待した。


でもほんと、想像以上だったし、すごいゲームだ。

本編、DLC1&2とも最高に面白かった。はっきり一番好きなゲームと言える。


ここからは、またDLC2「血塗られた美酒」について。

非の打ち所もないんだけど、かなり「あえて」「あえて」ケチをつけるなら、デトラフの召喚の方法についての分岐。

「シアンナを探す」か、「見えざる者に頼る」か、の二択があるけど、レジスが勧めるように、普通に考えれば「シアンナを探す」一択じゃないか、と思う。

あの聡明なレジスが「そうしてほしい」と言ってるのに、反対する理由は全く無いんじゃないかと思った。

二回目のプレイでは、「見えざる者」ルートに進んだけど、ゲラルトが、人の言うことを一切聞かないアホになるのが悲しかった。

一貫してそういうゲラルトをプレイするならいいんだけど、一応ちゃんとしたゲラルトと共に冒険してきたのに、一瞬でもこれまでの人格から離れたような選択をとるのはかなり落ち着かない気持ちになる(笑)


次は面白かったデトラフ戦について。

自分は初見デスマーチだからかなり手強かった。

装備は蛇流派一式の氷槍アードの印特化ビルド。

一番てこずったのが、第二形態のコウモリ飛ばし攻撃への対処。

後で「走って逃げる」が正解だとわかったんだけど、タイミング見計らって回避だと思ってたから、何度も死んだ。

そのあと突進にはアードが有効とわかってなんとか倒せた。空中系を落とすならやっぱりアードってことだね。

第三形態は気合でゴリ押した。

本当に欲張りな話だけど、もっとこういうボス戦があればもっと最高になったのかな。

両立不可能かもともちょっと思うし、それならダクソになってしまうかな。


あとは、レジスが本当にいいやつだ。

ちょっと前に、カバネリの主役二人が結婚したという噂を目にしたけど、ある意味作品としても理想的と思う。

役とのシンクロ率はそのまま表現にも繋がっていくと思うから。


なので、共演者が恋愛関係にある、もしくは、その後そうなる作品は自分にとっては特別感がある。

今パッと思いつくのは、

アメイジング・スパイダーマンのアンドリュー・ガーフィールドとエマ・ストーン。

・・・だけだなw


共演がきっかけで交際に発展したカップルを調べてみたところ、あんまり続かないことが多いみたい。

でも自分的にそれは関係ない。

あくまでも、そのときの二人が特別な関係にあり、「映像として映っていることが、リアルな感情に限りなく近いこと」が大事なだけだから。


なぜ今こんなことを言うのかというと、

東出昌弘、唐田えりか主演の「寝ても覚めても」という映画は、リアルな感情が見れる、きっと凄い映画になっているだろう、と思ったから。

アマプラに来ることに期待。


これは皮肉にも、ということになるけど、二人を責めようと思ってるわけじゃない。

みんな自由に生きればいいと思うから。責任はきちんと負うわけだから。

評価:★★★★★

好き:★★★★★

万人おススメ:★★★★★


アマプラにて視聴。

ドラゴンボールの映画の中では断トツで一番お気に入りになった。


久々にドラゴンボールならではの感覚が甦ってきた。

それは、「一番に地球を心配してしまう」こと(笑)

自分は昔からドラゴンボールを見ると地球のことを心配してしまう癖というか、感覚がある。

それに、悟空たちはたぶん小指で地球壊せちゃうから気が気じゃない中で戦ってるんじゃないか、とか考えてしまう。

この感覚ってわかる人いるのかな。

だからちょっとストレスを感じながら見ることになるという(笑)


〇作画:★★★★★

一番のうれしい驚きが作画が良かったこと。

良かったというか、新鮮に感じたし、好みだった。

特に思ったのが、通常時の悟空とかブロリーの筋肉がバッキバキじゃないこと。

丸みを帯びてて、柔らかい印象を受けた。


〇声優:★★★★★

悟空の声優さんの野沢さんがすごすぎた。

作画の驚きと同じくらい驚いた。

バーダックの声を聞いたとき、若干かすれていて「あぁ…野沢さん、今こんななのかぁ…」

と、落胆と悲しさを感じた。

キャラクターはそのままなのに声優さんの衰えを感じてしまうとすごく悲しくなってしまう。この感覚を初めて感じたのはルパン三世のとき。

悟空の声優の野沢さんだってかなりの大御所のはずだから、その感覚がドラゴンボールにも来てしまっていたのか…とショックを受けた。

んだけど、信じられないことに、悟空は多少の衰えはあるけどまだ悟空だった!

バーダックはただ演じ分けをしていただけだった!

特に悟空がフリーザに対して呼びかける「フリーザ」という言い方が、愛憎入り混じった、これまでのフリーザとの歴史を感じる悟空ならではの言い方が、昔のままでなんか感動した。


ベジータとフリーザの声優さんも野沢さんほどじゃないと思うけど結構大御所なはずだけど、まだまだ大丈夫そうだったのもうれしかった。


〇ストーリー:★★★★☆

ブロリーが覚醒するトリガーがパラガス(親父)の死っていうのが、いまいちピンと来なかった。親父がクソすぎたからだと思う。

もっと覚醒の説得力に足るようにするならいい親父にする必要があるけど、その場合フリーザへのヘイトが笑えないし、ハッピーエンドになりづらいから、

ブロリーにはいい顔をする狡猾な親父にすれば、死なせてもハッピーエンドに繋げやすいし、よかったじゃないかって思った。

見てるときは、あの大事な腰布がキーになるのかなって思ってたけど、何にもなかった(笑)


それ以外は良かった。


〇その他

女キャラクターがかわいかった。

なんか鳥山明の女キャラってやっぱり魅力的だなって思った。

ギネの声ってチチと同じだと思うけど、すごく良かった。

ブルマ、チライ二人ともかわいかった。


〇まとめ

まだドラゴンボールでわくわくできるとは思わなかった。

視聴中、この幸せを噛みしめるような感じだった。

あの頃、第二形態フリーザに腹突き刺されてるクリリン見ながら夕ご飯食べてたら、母さんが「ねえこれ見なきゃダメなの?!」って怒ってた思い出。

アニメが水曜19時とかでちょうど夕飯時だったんだよね(笑)

「なんだかんだで二階堂亜樹が一番かわいい」


というツイートを見た。

これは完全に同意です。

高宮もいいけど、やっぱり亜樹です。


自分が特に最高だと思うのは、鼻の形です。

ツンと上を向いていて、「かわいい」を形成する最も重要なパーツだと思っている。

ふつうは、子供から大人になるにつれ鼻先が下がっていくので、上を向いた鼻は「幼さ」を象徴し、「かわいい」という印象になる。


制服着れる38歳だと思う。

私服がダサいのも良い。

評価:★★★★★

好き:★★★★★

万人おススメ:★★★★☆


バイオ7をクリアした。


〇経緯

バイオ7はPSVRでやってこそ、と思って敬遠していたらこんな時期になった。

でも結果的にはPSVRでやらなくて良かった。

普通のモニタープレイでも怖かったから、PSVRだったら途中で挫折していたと思う。


〇評価

無茶苦茶怖かった。

怖さの演出がバリエーション豊富で、どうしたら「怖い」と感じるか研究されているな、と感じた。

逆説的に、怖さへのアプローチが真面目ですごく好感が持てた。


〇良い点

・ゲームバランス:★★★★★

難易度ノーマルでプレイ。

エイムが良いとは言えないプレイ(命中率50%くらい?)だったけど、隅々まで探したら弾薬はかなり余った。

命中率が10~20%くらいだと足りなくなるくらいの調整だったように思う。

薬液の使い道を選べるのもプレイの幅が許されて、良かったと思う。


・フェア性:★★★★★

全体を通して概ねフェアだったと思う。

ギミックにしろ、エネミーにしろ、理不尽と感じることはほぼなかったと思う。


・グラフィック:★★★★★

VRを想定していたからか、PS4としてはモデルや背景の解像度は低い部類になると思う。

プレイした最初の瞬間は「え?」と思ったけど、すぐに気にならなくなった。

なにより、「怖さ」や「快適さ」を最も大事にし、その中で最高のグラフィック表現を見つける、工夫でカバーする、という姿勢が自分は好きだ。


・ストーリー:★★★★★

いつものバイオよりも良かった。

突出してものすごく良いってわけではないけど、設定や背景に無理がなく、現実的だと感じられた。

フィクションだけど、設定や背景に「無理がない」と感じるバランスにすることで、そこにリアリティが生まれて、没入することができるようになるんだと思う。


・その他

クリアまでの時間も10時間くらいで、適切だと思った。

あと2ステージくらいあったら「長すぎ」と感じていたかもしれない。

それぞれのステージの特徴もメリハリが利いていたと思う。


〇さいご

全体を通して「さすがカプコン」といった印象。

ゲームとしてハイクオリティ。ハイスタンダード。

プレイしたバイオの中では7が一番好きな作品になった。

バイオ2REの廉価版が近々出るみたいなので、そっちも楽しみだ。

評価:★★★★☆

好き:★★★☆☆

万人おススメ:★★★☆☆


眠ってしまいそうになったので、3回に分けて見た。正直今の自分には響かなかった。

昔に言われたことだけど、「響くかどうかはその時に欲しているかどうか」って言葉を思い出した。


宇宙モノが好きだし、期待が大きすぎた。

期待といっても、ニール・アームストロングが失敗せずちゃんと月に立つ、というのは実話なわけで、不意の事故などで緊張感が高まったとしても「果たして無事なのか?!」というハラハラはないわけで。

それなら描くとしたら、メインはファースト・マンたる人間の内面になるわけで。


それでも気が付けば手に力が入るシーンは結構あったし、全体的に品がある映画で、なんか綺麗だった。

EDのダンスの振付が盗作?だと話題になっている「星合の空」がアマプラにあったので3話まで見てみた。


全体的にはかなり面白かったし、好き、という印象。

だけど、青春物語として語る上で演出がドラマチックにやりすぎてしまうところがやっぱりあってそこが嫌だった。

自分が青春モノとか見ないのはそういう理由だと思う。


具体的には、主人公と新城くんがグラウンド走を終えて、手を繋いで「これからよろしくな」ってやるシーン。

主人公が差し出す手を新城くんが「恋人繋ぎ(指を絡ませる)」で応える、っていう演出。

握手か、腕相撲スタイルの握り返しの方が自然だし、いくら疲れて体起こすのつらくたって恋人繋ぎで応えるなんてふつうは思いつきもしないと思う。

対して、その後全員で手を重ねていくのも、これもかなりやりすぎはやりすぎなんだけど、こっちはギリギリセーフ。これもアウトなら、このアニメは見れないから。


クライマックスを「恋人繋ぎ」にするところ以外にも、多分に女子ウケを狙ってる、、、というかこのアニメは女子向けなんだと、ここまで書いてわかった。

そりゃそうか。。。


ガンダムの富野氏も「女子ウケは非常に重要」と言っているし、それっぽい描写があっても良いんだけど、男子ウケが欠けて片手落ちでは意味がない。


男子なら、そもそも友達同士でも握手なんてしないから、すること自体がなんか気恥ずかしいだろう。

あのシーンは、ちょっと気恥ずかしくても、自然に握手することができる稀なシチュエーションだったから、

「・・・よろしくな」「おう」って握手する方が、いつもはクールだけど意外と熱いものを秘めている男子っぽくてむしろベターだとすら感じる。

まあよくありがち、ベタと言えばベタだけど、奇をてらって変な感じよりいいんじゃなかろうか。


まとめると、青春モノだからといって「やりすぎ」ると、よりドラマチックにはなり得るかもしれないけど、ファンタジーになってしまいかねない、という感じ。


そして、一話最後の父からの暴力シーン。

キャラクターの背景に「悲劇、不幸」を演出するのにこういう安易な方法をとらないでほしい。

ちょっと違うけど「悲劇」を主人公の原動力にするっていう作品も多くて、わかりやすいけど、安易すぎる、と思ってしまう。

「悲劇」のバーゲンセールというか、味の素というか、入れとくと深みが出ます、みたいな感じ。

片親で結構苦労してるってだけでもいいし、もっとありふれた、ちょっとした不幸じゃ満足なドラマは作れないのだろうか。

煽るわけじゃなくて、単純に不思議。監督の好みなのかな。

そんなわけで、ここでも「やりすぎ」だと感じた。


最後にEDダンス振付問題。

これは監督がアニメーターに丸投げした、らしいのだけど、

もしこれが本当だったら、「ダンスのアニメーション作って」っていう発注、かなり無茶だと思う。

継ぎはぎが少なすぎてバレて問題になってしまったけど、安易にダンスを作れると思ってることが問題。発注した監督のせいでもある。(本当なら)

本来ダンス(曲を通した振付)を創ることはコストがかかることなはず。

コストをかけないダンスアニメーションとは、すなわちネットからの継ぎはぎだから。

(そもそも自然に継ぎはぎさせるのも大変だし。)

これは担当したアニメーターだけのせいじゃなくて、アニメ業界でいつか起こるべくして起きた問題だと思う。(ちゃんとダンスを振付師雇って創ってるとこが多いとは思うけど)

問題にはなってしまったけど、あのアニメーションを作った労力は本物だから差し替えとかになったら、大変さを想像できる分なんか悲しい。


いろいろ書いたけど、続きは本当に楽しみ。早く続きが見たい。

追記:5話途中で視聴止め

評価:★★★★☆

好き:★★★★☆

万人おススメ度:★★★★☆


ゴールデンカムイのアニメを2部まで視た。


なんか惰性で視てたら終わった、という感じ。

先もあんまり気にならないし、展開的にすごく盛り上がるところとかも少ないんだけど、一話一話に起伏があって小ネタも豊富で、何も考えないで楽しく視れた。

あと、ラッコの肉のところはめちゃくちゃ笑った(笑)。

評価:★★★★☆

好き:★★★☆☆

お話の良さ:★★★★★

万人おススメ度:★★★☆☆


主人公に好感が持てたし、中盤後半から終盤にかけての展開は神がかっていた。

だけど序盤から中盤にかけては微妙なサバイバル感と、キャラクター描写の仕方が好きになれなかった。

あとは、個人的に褐色少女のキトリーが不快すぎて辛かった。



この作品はサスペンスがメインであって、あくまでもギミックとしてSFと宇宙を舞台にしているだけだから、サバイバル的な描写に工夫をする気がない。(ように見える)

重心はキャラクター描写だから、都合のいいように舞台を整えるのは当然としても、あからさますぎたのか全然盛り上がれなかった。

このキャラクター描写の仕方が狙いすぎなのか、自分には合わなくて、ひたすらに話は薄いしキャラも好きになれないしで、序盤~中盤はつらかった。


あとは、キトリーに関しては、わめき散らすし、よく泣きわめくし、単純に音的にも性格的にもかなり不快に感じた。


好きなキャラはルカたん

評価:★★★★☆

好き:★★★★★

万人おススメ度:★★★★☆

どろろ:どろろがかわいい


一番思うのは、非常にもったいない作品だったな、ということ。

傑作になりえたのに、という悔しさが残った。


13話以降から終盤まで薄い話が続いて、全体での評価をかなり下げる要因になっている。

というか、途中で視るの止めようかと思った。


最後は持ち返したからなおさらにもったいなかったと思う。

まああの中盤の時間稼ぎがあったから終盤の勢い(作画的な意味で)を創れたとも言えるけど、2クールじゃなくて12話1クールだったら良かったな、と強く思う。


〇かなり良かった点

・どろろがかわいかった。

作画的にかなり気を使って描いてるなって感じがした。

あと、声がかなり良かった。

こんなに声がマッチしてると感じるのはなかなかないと思うくらい。

声優さんじゃなくて、元?子役の女優さんみたいです。


・泣けた

6話と9話でかなり泣けた。

6話では百鬼丸が悲しみの咆哮を上げるシーン。

9話のどろろのおっ母の声優が良かった。


・「音」に苦しむ百鬼丸

この苦しみは本当に想像を絶するものだと思うから、丁寧に描写してくれて良かった。

音の苦しみからの克服法も説得力があったと思う。


・オープニング1が良かった

手塚治虫風の作画で、どろろの見せ方がかわいかった。

逆にオープニング2はビジュアルも曲も好きになれなくて2回くらいしか聞かなかった。