ファイアーエムブレム 風化雪月のモーションを見て思う

ミノルの「ファイアーエムブレム 風化雪月」実況が本当に面白い。
風化雪月については今のところ買う予定が無いので未プレイだけど見てる。


ファイアーエムブレムと言えば任天堂IPの中でも歴史と人気があるシリーズで、それなりに力を入れていると思うんだけど、2019年の任天堂発売(開発はインテリジェントシステムズとコーエーテクモ)のゲームとしてみると、やっぱりクオリティの低さが気になってしまった。

グラフィック、特にモーションに関して、手抜き、というか、手抜きと言って差し支えないようなものがちょいちょいあるのが気になった。

・武器の握りが正しくできてない。
これは手抜きだと思う。戦闘アニメーションの基本がモーションキャプチャーからのデータで、リアル寄りテイストのため、ことさらに目立ってしまう。
さらに言えば、手を腰にあてて会話するモーションも手が腰につかずに浮いていたりする。「腰に手を当てる」というモーションのキモが、成立していないのですごく目立つと思うんだけど。


・待機ポーズへの補間が機械的。
攻撃して待機ポーズに戻るモーションを用意していないため、機械のように待機ポーズに戻る。足の前後関係とか重心とか無視されて戻る。
モーションデザイナーは基本的にそういったものの辻褄を合わせるのも仕事なので、それをしていないのは手抜きに思える。

キャラゲーの割にはキャラに命を宿す、というモチベーションが低いように感じた。
自分の経験から言うと、開発中にクソゲーじゃないかという疑念があるとそういう細かいことを修正するのが億劫になってしまう。
「どうせ変わらんだろ」という意識になってしまう。
それでも上記のものは最低限やらなければいけない仕事なんだけれども。


ポケモンソード&シールドにしろFE風化雪月にしろ、ゼルダBoWやマリオデほどのクオリティには遠く及んでいないように感じる。
開発者だって世界を驚かせるような作品を作りたいはずなのに、自らの力不足との辻褄を合わせながらゲームを作ってるのかな。

それにしたってモーションデザイナー単位で見ても、ああいった手抜きはあかんよ、ということは変わらないけど。


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